欧州エネルギー会社がブラジル国家石油会社(Petrobras)と、ブラジルでのe-メタノール生産施設の開発に関する共同事業を検討するための覚書を締結した。これは、Petrobrasの経営陣が欧州エネルギー会社のデンマーク本社への訪問による成果である。
この協力プロジェクトは、ブラジルのグリーン電子燃料分野における重要な進展である。欧州エネルギー会社は既にブラジルに187メガワットの太陽光発電と風力発電を国家電力網に接続しており、さらに1.5ギガワットの開発プロジェクトも予定されている。同社の電力変換製品部門の副社長Emil Vikjær-Andresenは、Petrobrasとの合意は、欧州エネルギー会社のe-メタノール生産分野での経験と知識を活用し、ブラジルの燃料産業のグリーン転換を推進するための重要な一歩であると述べている。
両社はバリューチェーンを含めた、e-メタノール施設の開発ワークフローを共同で行う。欧州エネルギー会社は現在、デンマークのカソで世界初の大規模商業e-メタノール施設を建設中で、2024年から年間32,000トンのe-メタノールの生産を開始する予定であり、レゴなど多くの著名企業がその購入者となっている。これはe-メタノールが緑のエネルギー分野での応用と開発に新たな進展を遂げていることを示している。
(文・編集 松木 大燿)



