最近、インドのタミルナードゥ州で画期的な進展があった。First Solar社の建設した3.3ギガワットの太陽光パネル工場が正式に稼働を開始したのだ。これはインド初の一貫生産型太陽光発電装置製造工場で、1000人の従業員が雇用される。
この工場は、インド市場向けに最適化された設計のFirst Solarシリーズ7太陽光モジュールを主に生産する。これらのモジュールは、アメリカ企業の研究センターで開発されたもので、技術革新と現地製造の組み合わせを象徴するものである。
First Solarはこの工場への投資に7億米ドルを投じており、その中にはアメリカ国際開発金融公社(DFC)が以前に発表した5億米ドルの融資も含まれている。この工場は、First Solarがアメリカ、マレーシア、ベトナムなど、世界中で展開する6番目の工場となる。
DFCの最高経営責任者は次のように述べている。「アメリカは、その革新性と技術力を活かし、グローバルエネルギーサプライヤチェーンを多様化し、同時にインドの経済成長を促進している。これはアメリカにとって利益となるだけでなく、インドにとっても有益となるだろう。この5億米ドルの融資は、我々とインドとのパートナーシップが強化されていることを反映するものだ。インドはDFCにとって最大の市場であるだけでなく、活力あるビジネスパートナーでもある。」
First Solarは、中国のシリコンサプライヤチェーンに依存することなく、その薄膜モジュールを一つの工房内での連続工程で製造する、と報告している。これは、外部への依存度を減らし、自給自足能力を高める上で特に重要となる。
この進展は技術革新の成果を示すだけでなく、インドの太陽光発電製造業に重要なマイルストーンとなるだろう。この完全に一貫生産可能な太陽光工場の稼働開始により、インドは持続可能なエネルギーへと着実な一歩を踏み出すことになるだろう。
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(文・編集 松木 大燿)



