報道によると、中国の江蘇科技大学、ロンジー、そしてオーストラリアのカーティン大学が、国際的共同で初めて、高い柔軟性と高い出力重量比を持つ結晶シリコンヘテロ接合太陽電池を製造したという。
結晶シリコンヘテロ接合太陽電池はHIT電池とも呼ばれ、HIT構造を採用したシリコン太陽電池の一種である。これらは結晶シリコン電池と薄膜電池のコア競争力を統合した。光電変換効率を向上させることは、高効率のシリコンベースの太陽電池の人気の方向性の一つである。
これらの結晶シリコン電池は厚さがわずか50マイクロメートルであり、A4用紙よりも薄く、ロール状に曲げることができる。これにより、従来の結晶シリコン電池よりも効率が高くなるという。この研究は、結晶シリコン電池の2つの主要な技術的ボトルネックを解決した。第一に、大面積の結晶シリコン電池として、光電変換効率が26%を超え、26.81%に到達させた。第二に、現在の先進的な結晶シリコン電池の一般的な厚さは150マイクロメートルから180マイクロメートルであるが、今回の研究では57マイクロメートルから125マイクロメートルの薄さに仕上げられた。
薄膜型結晶シリコン太陽電池(画像出典@江蘇科技大学)
これによって、海上浮体型太陽光発電や曲面形状の屋根、衛星、宇宙ステーションなど、材料の軽量化や柔軟性が要求されるシーンに適用できるようになった。
この研究では、表面のパッシベーションやドーピング接触成長などの新技術が三者のチームによって開発された。 国際的に初めて開発された超薄型HIT電池として、この研究成果は国際的な科学雑誌『ネイチャー(Nature)』に掲載される予定である。
(文・編集 佐佐木)



