Institute of Energy Economics and Financial Analysis(IEEFA)からの新しいレポートにより、現在インドで建設中の33GWの石炭火力発電プロジェクトのほとんどは最終的に取り残される。
IEEFAの研究者は、再生可能エネルギーと比べて、石炭火力発電は匹敵することはできないと述べた。現在、インドの太陽光発電の料金は、既存の石炭火力発電所の燃料費よりもさらに低くなっている。
限界費用がほぼゼロの再生可能エネルギー源と比較して、石炭火力発電の石炭価格と輸送費は、配電会社にとって非常に高価である。さらに、インドの配電部門が直面している財政難により、火力購入契約(PPA)もさらに受け入れがたいものになっている。したがって、投資家にとっての石炭産業の魅力はますます弱くなってきている。
過去12か月間、インドは新しい石炭火力発電所を建設しておらず、29GWの当初の建設能力に変更はなかった。これは、現在、新しい石炭火力発電プロジェクトへの資金が不足していることを反映しており、人々の需要は鈍化し始めている。
それにもかかわらず、中央電力局(CEA)は依然として予測を行い、2030年までに、インドの石炭火力発電容量は267GWに達し、これには、年間58 GW、つまり約6.4GWの新しい追加の発電容量を増やした。
(記者 阿部 武彦 編集 高橋 淳 校閲 石井 美香)



