パデュー大学は、農業バロメーター(Ag Barometer)の研究結果を発表した。この調査はアメリカの農民を対象とした毎月の調査であり、米国農民は炭素貯蔵契約の2倍の速さでソーラーリースを利用していることがこの調査で分かった。
パデュー大学の研究者は、農業部門での金融パニックの広がりにより、農民は徐々に収入源として太陽エネルギーに目を向けていると述べた。農家は、過去10年間よりも来年の投入コストがはるかに速く上昇すると予想しているため、農家の財務実績指数(Farm Financial Performance Index)はわずか1か月で24%低下した。
収入と支出のバランスを取るために太陽エネルギーを検討、使用していると農家が述べた。年収が50万米ドルを超える調査対象の400人の農民のうち、3分の1近くが自分たちの農地の太陽エネルギーにリースの機会があることを知っており、29%が土地のリースについてソーラー会社と交渉したことがあった。
交渉に参加した農民の10分の1がソーラープロジェクトを採用しており、回答者全体の2.9%が現在ソーラーリースの契約を結んでいると述べている。対照的に、炭素貯蔵プログラムに参加している農民は約1%にすぎない。
ソーラーリースは現在、ある程度の経済的救済を提供しているだが、調査対象の農家は、契約の1エーカーあたりの価格に大きなギャップがあることを理解している。プロジェクトの3分の1は、1エーカーあたり年間500米ドル未満で見積もられており、プロジェクトの約27%は、太陽光発電契約が1エーカーあたり1,000米ドル以上で見積もられており、残りはその中間であると述べている。
これらの価格は、1エーカーあたり20ドルの炭素貯蔵計画と比べて遥か安い。農民は依然として農地とその価値を炭素貯蔵計画で使用することができるが、契約の炭素貯蔵目標を達成するために彼らの慣行を変える必要があるかもしれない。ほとんどの太陽光発電所は同じスペースでの農業をサポートしていないだが、農業用太陽光発電の上昇傾向がこれを変える可能性がある。
炭素貯蔵計画がより広く使用される場合、農民により強い商業的価値を提供する必要があるという。



