Amazonは、37件の新しい再生可能エネルギープロジェクトを世界中に建設し、それらのプロジェクトによってクリーンエネルギーを提供すると発表した。米国においては、ニュージャージー州アベルネルのロジスティクス倉庫に屋上太陽光発電システムを設置するなど、50のグローバル流通センターに太陽光発電システムを設置するという目標を達成した。
37件のプロジェクトのうち、23件が米国で展開されている。それにより、米国でのAmazonはクリーンエネルギーを合計で7.2GWから10.4GWに増加させた。新しいプロジェクトには、Amazonがこれまでに発表した最大の再生可能エネルギープロジェクトの1つである、テキサスで計画されている500MWの太陽光発電ファームが含まれる。
世界中に設置されている再生可能エネルギープロジェクトにより、Amazonの再生可能エネルギーポートフォリオを12.2GWから15.7GWへと約30%増加させ、19か国での再生可能エネルギープロジェクトは合計で310件に達することになるだろう。これらのプロジェクトは、クリーンエネルギーを3.5GW増やし、2040年までに炭素排出量ゼロの達成を可能にするだろう。 AmazonのCEOであるAndy Jassyは、現在、19か国に310件の風力・太陽光発電プロジェクトがあり、当初の2030年の目標より5年早く、2025年までにエネルギーの100%を再生可能エネルギーによるという目標に向けて取り組んでいると述べた。
Amazonはまた、エネルギー貯蔵システムと関係する再生可能エネルギープロジェクトへの投資を継続する。エネルギー貯蔵システムにより、AmazonはPVプロジェクトによって生成されたクリーンエネルギーを貯蔵し、PVシステムが利用できない際に電力を供給することができるようになる。つまり、1日の多くの時間で、炭素を含まない電力を提供することにより、気候に与える影響を抑える。新しいプロジェクトには、アリゾナに設置される予定の300MWのPVプロジェクトと150MWのバッテリーストレージシステム、およびカリフォルニアに設置される予定の150MWのPVプロジェクトと75MWのバッテリーストレージシステムが含まれ、その2つの太陽光発電プロジェクトによって、AmazonはPVおよびエネルギー貯蔵プロジェクトの総設備容量を220MWから445MWに倍増することになる。
American Clean Energy CouncilのCEOであるHeather Zichalは、Amazonは24時間いつでも使用できる信頼性の高いクリーンエネルギーを可能にするために、再生可能エネルギーでの発電と貯蔵システムの連携プロジェクトをさらに開発していくと述べた。
(記者 鈴木 卓哉 編集 尾崎 和明 校閲 石井 美香)



