ドイツの研究機関Fraunhofer ISEは、新興企業Holosolisを支援し、ヨーロッパ最大の太陽光発電所の建設に向け、技術選定やプラント計画のサポートを行っている。 同工場は2025年までにフランスに完成し、太陽光発電容量は5GWとなる予定である。
フランス北西部、ハンバッハ近郊のSarreguemines地域にあるこの太陽光発電所の建設地は、RECの工場跡地である。当初、ノルウェーの太陽電池モジュールメーカーは、ここに4GWのヘテロ接合パネル工場を建設する予定だったが、Holosolisはこの既存のインフラを利用して、太陽電池セルからPVモジュールまでの生産ラインを実現する。
Holosolisは、ヨーロッパのEIT Innoenergy社、フランスのIDECグループ、およびTSEによる合弁組織である。EIT Innoenergyは、EUの共同出資によるクリーンテック投資会社で、オランダのアイントホーフェンに本社を置いている。IDECグループは、フランスの有力な不動産会社であり、TSEは、フランスの太陽エネルギー生産会社で、農業用太陽光発電のトップ企業である。
Holosolisは、ヨーロッパ太陽光発電産業連合(ESIA)の重要なプロジェクトであり、2025年までにヨーロッパで年間30GWの容量を建設することを目指す。この新しい企業が欧州で太陽電池モジュールの主要メーカーとなることを歓迎し、技術移転のサポートを提供すると、Fraunhofer ISEは述べている。
(文・編集 河井 遥)



