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金曜日, 4月 17, 2026
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世界の自動車大手会社が400GWhの電池生産能力構築に投資へ

 自動車大手ステランティス社(Stellantis)初となるバッテリー技術センターがイタリアのトリノに正式に発足した。同バッテリー技術センターは、4,000万ユーロの投資により、次世代Stellantis車に電力を供給する電気自動車用電源バッテリーセルとバッテリーモジュールの設計、テスト、開発に注力する。

 

 Stellantisグループは自動車メーカーおよびモビリティ ソリューションのプロバイダーであり、世界で会社規模第 4 位、売上高では第 3 位の自動車グループで、アバルト、アルファロメオ、クライスラー、シトロエン、フィアット、ジープ、マセラティ、オペル、プジョーなどを含む14の有名な自動車ブランドを所有している。

 

 現在、Stellantisは、EU 30 か国における純電気自動車の販売が全体で第 3 位であり、米国市場では LEV の販売で第 2 位であった。 今年の上半期、Stellantisの純電気自動車の世界販売は前年比24%増の16万9000台、小型電気自動車の販売は前年比28%増の31万5000台となった。

 

 これまでStellantisは全世界で約250GWhの電池生産施設の建設を発表しているが、最終的には400GWhまでの拡大を目標としている。 同社は現在、世界中に6つのバッテリーギガファクトリーの建設を準備している。

 

 Stellantisは、新しい STLA Medium アーキテクチャ用のバッテリー パックとセルのテストを開始しており、2024 年型プジョー 3008 がこのアーキテクチャを採用する最初のモデルとなる。

 

 最新の目標は、バッテリー技術面で、バッテリーの持続可能性を向上させるために、より軽量な電気自動車用バッテリーを開発し、最終的には重量を半分に減らすことである。Stellantisのテクニカルディレクター、Ned Curic氏は、現在の電気自動車のバッテリーでは重すぎるため、持続可能な開発目標と両立できないと指摘した。同氏はまた、「重い材料に代わる新しい軽量な材料、新しい化学、新しい方法を検討する必要がある」とも述べた。

 

 Stellantisの長期電動化変革戦略「Dare Forward 2030」に従い、14のブランドが計画通り段階的に完全電動化されるだろう。 目標の中には、2030年までに欧州で純電気乗用車の販売100%達成し、米国で純電気乗用車と小型トラックの販売比率を50%にすることも含まれる。

 

 この目標を達成するためには、Stellantisが 400GWh の電池生産能力を持つことが必要になるであろう。

 

(文・編集 佐々木)

 

 

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