EC大手であるアマゾンは、世界中に広がる479の太陽光発電と風力発電プロジェクトで注目を浴びている。2023年11月時点で、これらのプロジェクトの年間発電量は71.9TWhを超え、アメリカの670万世帯に電力を供給できるほどの規模となっている。
特に注目すべきは、2023年11月にテキサス州ハンスフォード郡で稼働を開始した、アマゾンの最大規模の風力発電所プロジェクトである。このプロジェクトは350以上の風車から成り、総設備容量は1GWを超えるものである。
アマゾンは早くも2019年に「The Climate Pledge(気候変動対策に関する誓約)」を発足させ、2040年までに世界中で「ネット・ゼロ・カーボン排出」を達成することを約束し、パリ協定での目標を10年前倒しで達成することを誓っていた。さらに、アマゾンは2024年までに80%、2030年までに100%の再生可能エネルギー消費を実現する目標も掲げている。
アマゾンのサステナビリティ報告によれば、同社は既に2022年において再生可能エネルギー消費90%の目標を達成し、2025年までに100%達成を目指し、再エネへの投資を強化している。2023年1月時点で、アマゾンは世界26か国とアメリカの21州で401の再エネプロジェクトを展開し、総設備導入量は24.78GWに達している。そのうちの半数と総設備容量の66%をアメリカでのプロジェクトが担い、アマゾンの再エネの目標実現に強固な基盤を提供している。
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(文・編集 松木 大燿)



