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日曜日, 6月 14, 2026
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テスラに大きな動き! 「4680セル」の生産能力を拡大するため、中国から部品を輸入

 テスラは、同社が米国テキサス州にある工場の「4680」セルの生産能力不足を解消するため、中国からセルの部品を調達するという重大な決定が明らかになった。

 

 この動きは2023年下半期に見られたもので、その時からテスラは中国の中堅電池メーカー2社から正極コイルの調達を開始した。 この決定の背景には、テスラが以前、中国のメーカーから直接パワーパック製品を調達しようと試みたが、拒否されたことがある。 その結果、テスラ社は緊急、生産能力を拡大するための代替策を検討することになった。

 

 正極コイルは電池セルの基幹部品で、コストの約35%を占める。上述の中国のメーカー2社は、テスラが昨年多くの電池メーカーを審査した結果、選定したサプライヤーである。 中国からセル部品を調達し米国での生産に使うということは比較的珍しいが、テスラはこれを4680セルの生産能力を急速に拡大する効果的な方法と見ている。

 

 テスラのセル・サプライヤーであるパナソニックは、第3四半期に4680セルの生産を開始する予定だと報じられている。そのため、部品の調達は今年の第3四半期まで続く可能性があると見られている。 この方法には高い物流コストと複雑な製造工程が伴うが、テスラは4680セルの需要増に対応するために必要な手段であると考えている。

 

 この動きの裏には、明確な背景とその影響がある。 テスラはBattery Day 2020で4680セルを発表した。この新設計によりバッテリーの生産コストを50%以上削減できると期待されていた。 2023年6月に、テスラは4680セルを1000万個以上生産し、生産能力も2000万個を突破したと発表した。それにもかかわらず、11月30日にサイバートラック(Cybertruck)の出荷開始後、4680セルが供給不足の状況に陥ってしまった。 これはサイバートラックの発売延期につながり、工場の生産能力は最初の計画の十分の一しか達成できなかった。

 

 テスラがセル部品を中国から調達し始めたのは、電気自動車市場の拡大に対応するべく、セルの生産能力不足という問題を迅速に解決するためである。 この決定がテスラの将来の生産能力と市場でのポジションにどのような影響を与えるかは、業界と投資家にとって引き続き注視されるポイントとなる。

 

(文・編集 野原ひまわり)

 

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