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金曜日, 4月 17, 2026
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欧洲の太陽光発電製造業、複数企業の工場閉鎖に直面

 近頃、スイスの太陽光発電部品製造会社Meyer Burgerがドイツにある工場の閉鎖を発表した。この工場は欧州で最大の太陽光発電部品工場であった。Meyer Burgerは、市場での競争力不足によるものであるとし、さらに、4月からドイツ東部の一部工場を段階的に閉鎖する計画であることも発表した。

 

 欧州での太陽光発電部品の価格が大幅に下落し、在庫が積み上がる中、Meyer Burgerを含む複数の太陽光発電製造業者は厳しい状況に直面し続けた。韓国のQ CELLSも国内の工場を閉鎖し、将来性のあるアメリカ市場に事業の重点を移すと発表している。Meyer Burgerは過去半年間で欧州の工場を閉鎖することを発表した4社目の太陽光発電製造企業である。

 

 さらに、シンガポールの一貫生産型太陽光発電製造業者であるREC社も、生産コストの高さ、特に電力費の負担を理由にノルウェーにある2つの多結晶シリコン生産工場を閉鎖した。同様に、ノルウェーの他の多結晶シリコン企業、例えばNorwegian Crystals社やNorsun社も、倒産または事業調整の困難に直面している。その一方、中国の多結晶シリコン企業は安い電力費によって競争力を維持している。

 

 この状況の中で、欧州太陽光発電業界協会などの業界団体は欧州の太陽光発電製造業の将来に懸念を示している。しかし、長期的には世界的な太陽光発電需要が増加し続ける見込みであり、多結晶シリコンの需要も高いレベルを維持するだろう。過去のデータによると、多結晶シリコン価格の変動は通常の現象であり、2030年頃には再び不足する可能性がある。今後、欧州の太陽光発電製造業の発展は市場動向と政策の支援にかかっている。

 

 

   https://energy-biz.org/

(文・編集 松木 大燿)

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