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金曜日, 4月 17, 2026
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アメリカ最大の太陽光蓄電プロジェクトが稼働開始

 アメリカの太陽光蓄電分野にマイルストーン的な出来事が訪れた。Terra-GenとMortensonが協力しているEdwards & Sanbornプロジェクトが正式に稼働開始したのだ。このプロジェクトは、現時点でアメリカ最大規模の太陽光発電と蓄電を組み合わせたプロジェクトで、Mortenson社が工事、調達、施工を担当している。

 

 プロジェクトは4,600エーカーに及び、1,900,000枚のアメリカ製First Solar太陽光パネルで構成され、太陽光発電能力は875 MWdc、蓄電容量は約3.3 GWhに達し、相互接続容量は1.3 GWになる。このプロジェクトは、カリフォルニア州電力網に大量の電力を供給し、約238,000世帯の年間電力使用量に相当すると予想され、年間約320,000トンの二酸化炭素排出量を削減する見込みである。

 

 蓄電システムは、LG化学、サムスン、BYDが提供するバッテリーで構成され、プロジェクトには大量の中圧電線、直流電線、バッテリーが必要とされる。プロジェクトはカリフォルニア州カーン郡のエドワーズ空軍基地内に位置し、アメリカ国防総省がこれまでに行った最大規模の公私パートナーシップの一つとなった。2020年以来、1,000人以上の技術者がプロジェクトに貢献し、100万時間以上の無事故稼働を達成している。

 

 このプロジェクトは、サンノゼ市、南カリフォルニア・エジソン、パシフィック・ガス&エレクトリックなど地元に電力供給するだけでなく、クリーンエナジーコンソーシアムやスターバックスなどの企業にも電力を供給する。第一フェーズの建設は346 MWacの太陽光モジュールと1.5 GWhの蓄電バッテリーを追加し、資金調達は2021年に完了した。

 

 Terra-Genは2022年にプロジェクト第二フェーズのために約10億ドルの資金調達を完了し、この大型プロジェクトに資金を提供した。二回の資金調達の総額は17億ドル以上に上り、市場のこのプロジェクトとその潜在力に対する期待が表れている。プロジェクトの順調な進行により、Edwards & Sanbornの太陽光+蓄電プロジェクトは技術進歩の象徴、さらには再生可能エネルギー分野の前進の象徴となっていくことだろう。

 

 

   https://energy-biz.org/

(文・編集 松木 大燿)

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