屋根に太陽光発電パネルを設置するのは一般的だが、壁も太陽光発電パネルで構成される建物を見たことがあるだろうか。このような「発電住宅」は、最近、北京の未来科学城で正式に建設され、多くの業界専門家が訪問した。この建物は、国立エネルギーグループのグリーンエネルギー・ビルディング研究センターが独自に設計・建設したBIPV(建材一体型太陽光発電設備)ビルエネルギー集中制御・実験プラットフォーム(BIPVセンター)である。
建物は、暗い鏡面効果を持つ長方形のフィルムPVモジュールで構築され、遠くで見ると特に目を引く。 その見た目は、都市で良く見られるガラスカーテンウォールデザインに似ているが、太陽光発電パネルは効果的に太陽光を吸収するため、光汚染を生成せず、視覚効果はより快適である。敷地面積は約752.9平方メートル、延床面積は1063.69平方メートル、主要建物は高さ8.67メートル、展示塔は18.57メートルの高さがある。センターの東、西、南のファサードと屋根は、フィルムPVモジュール1155枚で敷設されている。1日の異なる時間帯における日差しの角度変化に応じて、角度を傾けて調整し、光を吸収することができる構造になっている。
軽量一体化組立式太陽光発電壁は、迅速な組立工事や省エネなどの特徴もある。 「PVウォールユニットのブロックは、工場内での処理が完了した後、建設現場に直接出荷される。 鉄骨構造が完成すると、太陽光発電の壁は積み木のように組み立てられ、建物の壁全体が7日で完成した」と建築担当者は述べた。また、壁の太陽光発電モジュールとして、中空断熱された太陽光発電廃熱利用システムも存在する。 太陽光を受けた後、キャビティは50°C前後の熱風を形成する。冬はキャビティ内の熱風を室内に送り、室温を3〜5°C効果的に上げることができる。夏の全光壁は、光の吸収と自然換気を利用することによって、室内温度を約5°C下げることができるとのこと。



