最近、ドイツの太陽光発電企業3社、太陽電池モジュールメーカーのWattkraft Systems社、太陽電池モジュールメーカーのHeckert Solar社、欧州最大の太陽電池ガラスサプライヤーであるインターフロート社が、ドイツにおける太陽光発電の統合製造工場建設のために20億ユーロ(22億ドル)の投資提携をすると発表した。
この企業連合は、ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)にプロジェクト概要を提出し、同省は6月に10GW規模の太陽光発電プロジェクトの開発意向書を発表した。この投資提携により、ドイツの発電容量の統合目標を達成するため、企業連合は24ヶ月以内にプロジェクトを完成する予定である。
Heckert Solar社は、テューリンゲン州にある400MWの発電所の容量を、年間2.8GWまで拡大する計画である。また、フランクフルトでは、既存の施設を太陽電池、ポリシリコン、ウェハーの生産用に変更し、それぞれが年間5GWの生産能力を持つことになる。
インターフロート社は、バリューチェーンに応えるため、ブランデンブルクにソーラーガラス生産ラインを建設する予定である。この企業連合は、付加価値の少なくとも90%をカバーし、グローバル・サプライチェーンへの依存を減らすことを目指している。
この両社はまだ具体的な技術を明らかにはしていないが、PVモジュールは両面ガラスで、新しいセル技術に基づき24%の効率を達成することが明らかにされている。これは、BMWKの意向書に定められたモジュール効率に関する最低要件を満たすものである。
この投資計画は、ドイツのPV産業が急速に成長していることを示している。データによると、今年7月、ドイツでは約1.2GWの発電容量が追加され、昨年の合計を上回っている。そして7月末までに、ドイツの累計で7,517万kWに発電容量が急増し、この業界に勢いを与えている。
(文・編集 河井 遥)



