pvEuropeによると、欧州のPVモジュール価格は、倉庫に高値のモジュールが山積みされているため、さらに下落した。太陽電池モジュールの卸売価格は過去4週間でまた下がり、標準モジュールの平均卸売価格は1ワット当たり20セントで、先月の価格よりさらに9%下がった。新しいセル技術を搭載したモジュールは史上最低水準にあり、平均卸売価格は28セントまで下落した。
Xchangeのマーケティング・ディレクター、Martin Schachingerによると、アジアメーカーの生産能力過剰を背景に、ヨーロッパの倉庫には売れ残りPVモジュールが大量に積み上げられている。現在、ロッテルダム地域の倉庫には40~100GWの売れ残りモジュールがある。 さらに、PERC技術をめぐる特許紛争の結果、メーカーはTopconの技術に切り替えつつあり、過剰生産能力に拍車をかけているという。
しかし、倉庫には以前購入した高コストの部品がたくさん積まれているため、価格の低下は消費者に還元されておらず、ひいては消費者の購買ニーズにも影響を及ぼしている。このため、最終顧客はタイミングでより安い価格でPVモジュールを購入することを期待する原因となっている。
(文・編集 河井 遥)



