北米再生可能エネルギー統合研究(North American Renewable Integration Study, NARIS)によると、カナダ国立再生可能エネルギー研究所がカナダの2GWのソーラーグリッドに基づいて研究した結果、太陽光エネルギーは2020年末までに約3.33 GWに達する見込みである。
また、北米の低炭素エネルギーシステムの最適な経路を決定するためのシミュレーション実験は、今世紀半ばまでにカナダが34 GWの太陽エネルギーを必要とする可能性があり、そして暖房および交通の汎電化によって、51 GWに上がるかもしれない。
カナダ天然資源省(Natural Resources Canada)、米国エネルギー省(The United States Department of Energy)、メキシコエネルギー省(the the Secretaría de Energía de México)が実施したNARIS調査は、今世紀半ばまでに3カ国のエネルギーシステムの炭素排出量を80%削減する目標に基づいて、太陽エネルギー事業において今後の見据えを考慮した。 カナダ再生可能エネルギー協会(CanREA)は、カナダと米国はその後、2050年までに純ゼロ経済を達成することを約束し、カナダは2050年までにエネルギーシステムからの炭素の使用と排出を排除することを目指し、米国は2035年までにその目標を達成することを約束した、と述べた。
国立再生可能エネルギー研究所(U.S. National Renewable Energy Laboratory)がシミュレーションしたNARISの調査結果は、4つの広範な結果と38の変数の研究に基づいて、カナダで80%の炭素フリーエネルギーシステムを達成するために7-32 GWの屋上太陽エネルギーが必要であると予測している。
業界団体であるカナダ再生可能エネルギー協会(CanREA)は、NARISの研究を喜ばしく、政府は3年前にモデルの構築を開始して以来、気候変動対策の目標を引き上げていると指摘し、この機会に、連邦政府に対し、太陽光と風力発電の普及を強化し、全国の州間のグリッド接続を改善するよう要請する見込みである。
(記者 阿部 武彦 編集 高橋 淳 校閲 石井 美香)



