ドイツ連邦経済エネルギー省は4月に1,108MWの太陽光発電プロジェクトと275MWのバイオマス発電プロジェクトの入札を募集した。太陽光発電プロジェクトの最大設置容量はバイエルン州で488MW、次いでラインラント・プファルツ州で223 MWが計画されている。入札価格範囲はそれぞれ0.1218ユーロ/kWh(0.13米ドル/kWh)、0.18ユーロ/kWh(0.2米ドル/kWh)で募集された。
入札は3段階で行われるが、入札者は2022年6月1日までに入札書を提出し、同日に落札者が発表される。 入札参加者は、624ユーロ(約658米ドル)の入札手数料と50ユーロ(約53米ドル)/kWの保証金を支払う必要があり、 入札の電気料金は、0.057ユーロ/kWh(約0.0631米ドル/kWh)に制限されている。
以前、ドイツ連邦経済エネルギー省は2021年8月に250MWのPVイノベーション・オークションの落札者も発表している。 当時、16件のPV及び蓄電池プロジェクト、合計156MWの設備容量が落札され、これらのプロジェクトの平均電力価格は0.0455ユーロ/kWh(0.0532USD/kWh)であった。 入札の相場は上昇傾向にある。
ドイツ政府はロシア・ウクライナ紛争の影響を受け、再生可能エネルギー法の改正案の作成を急いでいる。ドイツ連邦経済エネルギー省の関係者によると、改正法を7月までに発効させるためには、この草案の連邦議会での通過を迅速に行うことが必要となる。また、ドイツの公的な国際経済振興機関であるドイツ貿易・投資振興機関(GTAI)は、国際企業にとってドイツでビジネスを展開するために良い時期になるだろうと強調している。
(記者 鈴木 卓哉 編集 尾崎 和明 校閲 石井 美香)



