太陽光発電設備メーカーのシルファブ・ソーラー(Silfab Solar)は、1億5000万ドルを投資し、サウスカロライナ州ヨーク郡に新しい太陽電池工場を建設すると公表した。同社は、当該工場の年間太陽電池生産能力が、稼働開始後には1GWに達すると発表している。
シルファブ・ソーラーがアメリカに建設した太陽電池工場はこれが初めてではない。今年初めに同社は、年間1GWのn型太陽電池と年間1.2GWのTOPConモジュールの生産能力を持つ新工場の建設を発表した。
現在、シルファブ・ソーラーはアメリカに2つの製造工場を有しており、それぞれベリンガムとバーリントンにある。両工場はカナダとの国境近くのワシントン州西部に位置している。また、2010 年にはシルファブ・ソーラーはカナダのトロントに 800MW のモジュール工場を建設している。
同社が米国に1億5000万米ドルを投資し、建設する予定の三つ目の工場は、2024年下半期に商業稼働を開始する見通しだ。同社の目標は、2024 年の第 1 四半期までにすべての製品にTOPCon技術を応用するため、新工場で製造される太陽電池はn型TOPCon技術が使用されることになっている。同工場が稼働した後には、800人の雇用創出が見込まれている。
9月下旬に、ラスベガスで開催された太陽光エネルギー産業の専門展示会である「RE+」で、シルファブ・ソーラーは新しいTOPCon太陽電池モジュール製品を発表した。一つは、より高い出力電力と変換効率を持つ商業分野向けの製品Sifab Commercial NTCで、2024年に発売される予定である。もう一つは家庭用向けのモジュール製品Sifab Prime NTCだ。
シルファブ・ソーラー は、高効率、高品質の製品を送り出し、北米における太陽光発電モジュールの設計・開発・製造分野のリーダーとも言える。40年にわたる太陽光発電設備製造の経験と最高の技術により、同社はワシントン州とカナダのトロントにある工場で最高品質の太陽光発電モジュールを製造し続けている。サウスカロライナ州への投資により、同社の北米での生産能力がより強化されることになる。シルファブ・ソーラーのパオロ・マッカリオ最高経営責任者(CEO)は「この工場の設立により、多くの高賃金の雇用が創出され、東海岸における理想的なサービス拠点にもなっていく。」と述べた。
(文・編集 佐々木 )



