OPIS社のデータによると、同社が中国の単結晶PERCモジュールのベンチマークとして見ている中国モジュール・マーカー(CMM)およびTOPConモジュール価格は、11月中旬に過去最低を更新し、それぞれ0.008米ドル/wpおよび0.002米ドル/wp下落し、0.130米ドル/wpおよび0.140米ドル/wpとなった。 市場センチメントの低迷と輸出需要の低下が引き続きモジュール市場の重荷となっている。
PVモジュール価格は4週連続で下落し、CMMの下落率は5.8%と2ヶ月以上ぶりに最大となった。 ほとんどの買い手と売り手は、単結晶PERCモジュールを0.120-0.130ドル/wp、TOPConモジュールを0.130-0.140ドル/wpの価格で売買している。 あるモジュール販売業者は、もはやモジュール価格の予測ができないと述べている。
市場の供給過剰のため、PVモジュールメーカーは生産量を減らしている。 ある業界関係者は、業界全体の稼働率は以前より50〜60%低下していると推測している。 あるモジュール販売業者は、彼の会社の現在の稼働率は60%程度で、現段階では、この稼働率で十分だと言う。そして、彼は、非効率的な生産活動を行い、稼働率が低い小規模工場は、徐々に市場から撤退していくだろうと述べた。
他の輸出市場の低迷も明らかである。ラテンアメリカ最大の太陽電池市場であるブラジルのPVモジュール輸入は、少なくとも前年比11.2%減となりそうだ。 ブラジルで顧客を持つPVモジュールメーカーは、「みんな苦労している 」と語った。
価格は今後も下がり続けると予想される。あるPVモジュール・メーカーは今週、PERCモジュールを0.99人民元/wpで販売した。これは市場が1人民元/wpの大台を割ろうとしているシグナルでもある。
あるPVモジュール·メーカーは、太陽電池モジュール業界が「年末までに在庫一掃の局面を迎える」と述べた。業界全体の価格下落は、12月から来年の春節までの間に起こるだろう。「1人民元/Wの価格時代が終わった後、いつ0.10人民元/Wを下回る価格の時代が来るだろうかと人々が思うだろう」とあるPV業界関係者は語った。
(文・編集 小山紅葉)



