最近、トヨタ社はその電動車の広告が消費者を誤解させているというノルウェーからの訴えに直面し、激しい論争が引き起こされている。公開書簡は、トヨタが自社の電動車の電動化能力を誇張し、関連広告キャンペーンが電動車技術について十分に理解していない消費者に誤解を与える可能性があると主張している。
公開書簡では、「BEYOND ZERO」、「Electrified Diversified」、「To Each Their Own Electric」などを含む複数のマーケティング戦略が引用されている。その中には、ハイブリッド車の付近で稲妻が光る様子が描かれた広告もあり、これはハイブリッド車がガソリンエンジンから電気を利用するのではなく、外部による充電ができると消費者を誤解させる可能性がある。さらに、レクサスの広告も、内燃機関車を「電気自動車」と説明しているとして非難され、消費者の認識を一層混乱させているとされている。
「パブリック・シチズン」によれば、トヨタはハイブリッド、プラグインハイブリッド、電気自動車の違いをより明確に伝えるべきであると指摘している。公開書簡は、これらの文言がノルウェーでは、誤解を招くものとされ、禁止されているのだとしている。
トヨタ社は今まで、水素燃料電池車の開発に注力しており、電動車への十分な投資を行っていなかった。しかし、近年、電気自動車を含む電動車市場の急速な成長とともに、トヨタは投資家と消費者から電動車への投資を拡大するように求められている。
トヨタの広報担当者は、排出削減に取り組み、低排出およびゼロ排出の車両を提供することに尽力していると述べているが、公開書簡の発表によって広告キャンペーンの問題が浮き彫りになった。現時点では、この訴えを連邦取引委員会が正式に調査するかどうかは不明だが、電動車業界の競争の激しさや広告キャンペーンの課題が浮き彫りになったことは間違いではなかろう。
(文・編集 松木 大燿)



