最近、東芝は、レアメタルであるコバルトを含まないリチウムイオン電池を開発した。
この電池は、バッテリーの膨張の原因となるガスの発生を大幅に抑制し、電池性能を向上させる特殊な正極材料を使用している。 テスト結果によると、この新しい電池は5分間で80%の急速充電が可能である。一般的な二次電池は、使用回数が増えると電池が劣化する。東芝の新型電池は、テストにおいて6,000回以上の充放電サイクルで80%以上の容量を維持し、60℃の高温下で100回の充放電を繰り返しても99.2%の容量維持率を示すことで、長寿命も確保した。 東芝では、この新型電池を電動工具や産業機械などの小型高電圧機器に5年程度で装備され、その後、車載用として順次規模を拡大していくことを目指している。
東芝の新型リチウム電池はコバルトが含まなく、ニッケル含有量も少なく、レアメタル資源の輸入依存度を下げることができるという。
日本国内の電池メーカーは、純電気自動車用二次電池の安定供給問題を克服するための取り組みを加速させることに注力している。日本では、パナソニックエナジーがコバルト含有量を5%未満に抑えた電池を発売し、ユアサ蓄電池も世界的に豊富な埋蔵量と安定供給チェーンを利用してリチウム硫黄電池を開発している。
(文・編集 小山紅葉)



