1月5日、どのような製品であるかはまだ明らかにはされていないが、テスラ・オースティンギガファクトリーで、ロンジの太陽光発電製品が導入されることになった。
米国テキサス州にある、総投資額が100億ドルを超えるギガファクトリーは、モデルYや電動サイバーパンクの生産に使用し、2022年に正式に稼働開始する予定である。
テスラがギガファクトリーの屋根にソーラーパネルを設置するのは今回が初めてではない。ネバダ州のギガファクトリーでは2018年から設置を始め、2021年9月までに3,200Kwのパネルを設置し終え、2022年末までにはすべての屋根にソーラーパネルを設置することで、24,000Kwまで増設する予定である。
さらに、ドイツのベルリンに建設したグリューンハイデギガファクトリーにも屋上ソーラー設備を設置する予定である。
テスラにとって今後はソーラールーフが重要となるため、2016年にソーラーシティを買収し、その後ソーラーパネル市場に積極的に参入した。
太陽光発電の分野において、テスラとロンジはライバル関係にあり、現在BIPV(建築物一体型太陽光発電)を展開する2大企業として注目されている。
ロンジの最初のBIPV製品「LONGDING」は2020年7月に量産を開始し、6か月後から中国の江蘇省で使用されている。主に家庭用屋根に着目するソーラーシティとは異なり、ロンジの主な顧客は政府と企業である。
現在、ロンジの太陽光発電モジュールの出荷台数は世界最多であり、テスラを含む多くの海外大手企業が顧客となっている。
ソーラーシティは、ロンジなどの企業とは経営方法は大きく異なるが、中国のカーボン減少目標「ダブルカーボン」を背景に、将来的には競争が激化する可能性があるだろう。
記者 阿部 武彦 編集 高橋 淳 校閲 石井 美香



