最近、Wood Mackenzieとアメリカ太陽光発電産業協会(SEIA)が共同で、「2023年第3四半期のアメリカ太陽光発電市場洞察レポート」を作成・発表した。このレポートは、これまでのアメリカ太陽光発電産業に対する「インフレ抑制法」の好影響を強調しながら、同法案の細かな部分においてまだ明確にされていない多くの部分が存在すると指摘した。
同レポートによると、2023年第2四半期のアメリカの太陽光発電新規導入量は5.6GWとなり、前年比20%増加した。2023年上半期の太陽光発電システムの合計導入量は12GWに迫る勢いだ。2022年の導入量減少を経て、いま、アメリカでは太陽光発電量は増加の一途をたどっている。Wood Mackenzieは、今年上半期の比較的堅調な成長のおかげで、今年末までに、アメリカの太陽光発電設備の新規導入量が32GW に達すると予測している。
2023年上半期の時点で、アメリカの太陽光発電システムの累積導入量は153GWに達したが、Wood Mackenzie社の予測によると、2028年末までにこの数字は375GWまで増加するという。同社はアメリカの太陽光発電産業の発展について前向きな考えを示し、アメリカの太陽光発電市場は現在いくつかの課題に直面しているものの、今後数年間で力強い成長が続くだろうとしている。
上半期の成長は主に、実用規模の太陽光発電システムの急速な成長によってもたらされたものだ。アメリカは、2022年上半期に11.4GWの太陽光発電モジュールを輸入したが、今年上半期の輸入量は大幅に増加し、24.4GWに達している。
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7. ICL(グループ):セントルイスにLFP正極活物質の製造工場を建設する計画で、投資額は約4億ドル。
8. Kore Power:アリゾナ州にKOREPlex工場を設立し、電気自動車用蓄電池と蓄エネルギーシステムを製造する計画。
これらの投資計画は、LFP電池のアメリカ市場での人気を示しただけでなく、電気自動車産業の発展に新たな希望をもたらしている。これらのプロジェクトが順次実施されるにつれて、LFP電池がアメリカ市場においてより大きく発展する可能性を感じさせ、電気自動車の台頭に強力な推進力となるであろうことを示している。 この一連の取り組みは、アメリカにおける電気自動車の将来に向けた強固な土台作りになると期待されている。
(文・編集 松木 大燿)



