スペインの追尾式ソーラーラックメーカー、PV Hardwareは、アメリカ・テキサス州にあるラック製造工場が2023年10月に建設完了する見込みだと発表した。
PV Hardwareはテキサス州にあるこの工場を6月に稼働開始させる予定だったが、現在、同社は再生可能エネルギー関連製品の展示会「RE+」で新しいタイムスケジュールを発表した。
新工場が計画通りに稼働開始すれば、同社の総生産能力が大幅に向上することになる。新工場は6GWの追尾式ラックを製造する能力を持ち、スペインとサウジアラビアにある工場と合わせて、PV Hardwareの総生産能力は約30GWに増加する。
PV HardwareのグローバルビジネスディレクターであるAlvaro Casado氏は「当社が独自の製造拠点を持つことが差別化を実現できた要因の一つとなっている」と述べている。自社工場を持つことにより、製品の高品質と迅速な納品が確保されたほか、地元経済にも貢献している。
PV Hardwareはまた、この工場がバイデン大統領によって提唱された、アメリカ国内に再生可能エネルギー産業の主要部品のサプライチェーンを構築するための画期的な法律である「インフレ削減法案」に適合するとしている。PV Hardwareの目標は、米国内の太陽光製造業が注目されているタイミングで新工場を稼働させ、アメリカ製太陽光設備への需要の急増に備えることである。
今回の投資は、昨年9月には世界生産量21GWを達成するという目標を掲げ、さらに今年2月にスペインの製造センターに2,000万ユーロ(2,100万ドル)を投資することを約束したPV Hardwareにとって最新の大型投資となる。
PV Hardwareの発表に先立ち、OMCO Solar社もアメリカに6番目の製造工場を設立し、それを「RE+」展示会で初披露した。
(文・編集 松木 大燿)



