ブラジルのエネルギー規制機関である国立電力研究所(Aneel)の最新データによると、8月末までの時点で、ブラジルの分散型太陽光発電の設備容量は1,040万kWに達し、同国の総電力構成の5.2%を占めた。 この数字は、ブラジルが再生可能エネルギー分野で重要な進歩を遂げたことを示している。
ブラジルの分散型発電分野には、5MW以下の太陽光発電システムが含まれている。現在、ミナス・ジェライス州、バイーア州、ピアウイ州では、5MW未満の太陽光発電システムの設置容量が最も多く、総施設容量の大部分を占めている。これらの分散型発電システムは、ネットメータリングの料金制度に基づいて過剰電力を送電網に売ることができる。
今年に入り、ブラジルの各開発業者によって44万6900件の分散型発電システムが導入され、合計530万kWの設備容量となった。最も分散型太陽光発電の設置容量が多いのはサンパウロ州で、33万9000システムが設置され、設置容量は320万kWに達した。次いでミナス・ジェライス州が25万6,000件、3.1GWのシステムを設置した。また、リオ・グランデ・ド・スル州では27万1,000件のシステムが設置された。現在、ブラジルの8つの州で1GW以上の分散型発電設備が設置されており、最後にこのリストに加わったのがバイーア州である。
集中型電力分野(5MW以上の太陽光発電所を含む)の発電量を加えると、ブラジルの累積太陽光発電設備容量は3360万kWに達する。
(文・編集 河井 遥)



