アメリカのバッテリーマネジメント技術会社Element Energyは、1億1100万ドルの負債と株式資本を調達したと発表した。この資金は公共事業規模でのバッテリーシステムの展開を推進するために使用され、今年の年末までに実現を目指す。
2019年に設立されたElement Energyは、一次および二次利用のバッテリーに適用する独自のハードウェアとソフトウェアアルゴリズムを用い、エネルギー貯蔵および電気自動車アプリケーションにおける可視化、バッテリー安全性および効率の向上に取り組んでいる。現在までに、同社は約2000メガワット/時の二次利用バッテリーを受領し、選別した。
カリフォルニア州メンロパークに本部を構えるElement Energyは、現在アメリカで50メガワット/時のパイロットプロジェクトを進めており、必要なデータ収集、UL認証の取得、製品の商業化を計画している。このパイロットプロジェクトは2024年の年初に完了する予定である。
今回の資金調達には、Bラウンドで集めた7300万ドルと、Keyframe Capital Partners LPが提供する3800万ドルの負債融資が含まれる。Cohort Venturesと非公開の関係者が共同で主導し、三菱重工業株式会社(MHI)、Drive Catalyst、FM Capital、AFW Partnersなどの新規サポーターを獲得、LG Technology Ventures、Edison International、Prelude Ventures、Radar Partnersなどの既存投資家もこれに参加した。
株式投資に加えて、MHIとElementは経済的に実現可能な電力システムソリューションの共同開発を目指す覚書(MoU)に署名した。これは将来の技術的応用への支援を提供する計画である。
(文・編集 松木 大燿)



