最近、アイルランド政府は野心的なエネルギー目標を発表、2030年までに8GWの太陽光発電設備の設置を計画しているという。この目標は、太陽光発電の能力を現在の陸上風力発電のレベル、すなわち約4.5GWに引き上げることを意図しているのである。
この取り組みは、アイルランドがエネルギーの自立を目指す中での重要な一環である。政府は、一連の現行政策や間もなく導入される新しい戦略、例えば再生可能エネルギー支援計画(RESS)や特別再生可能エネルギー自家消費支援計画(SRESS)を通じて、この目標が達成されることを保証すると胸を張る。SRESS計画は、農場、公共建築物、商業および産業セクターの大規模な非住宅プロジェクト、および6MW以下の小規模太陽光発電プロジェクトを特に対象としている。
アイルランド太陽光発電協会(ISEA)の最高経営責任者は、RESS計画のプロジェクト完了率に対して批判を行ったが、政府報告書ではSRESS計画が電力供給の安全性を確保し、再生可能エネルギー市場の発展を促進する上で重要な役割を果たすことを強調している。この計画には二つの部分が含まれる。一つは50KWから1GWの再生可能エネルギープロジェクトに補助金を提供する部分、もう一つは1GWから6GWのコミュニティおよび中小企業プロジェクトに非競争入札形式の変動固定価格買い取り制度補助を提供する部分である。
アイルランド政府は以前すでに「2023年気候行動計画」で、2030年までに8GWの太陽光発電容量を実現する目標を立てていた。現在、アイルランドは約680MWの太陽光発電能力を展開しており、大規模な発電所と小規模な太陽光アレイが主要な部分を占めている。2030年の目標に向けて進む中で、政府はエネルギーマーケットの80%を再生可能エネルギーが占めることを期待しており、これはアイルランドのエネルギーソースの転換と気候行動にへの大胆な意欲を反映している。
(文・編集 松木 大燿)



