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金曜日, 4月 17, 2026
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タイのリチウム資源が世界第3位?誤報との指摘

 最近、タイの首相官邸副報道官は、タイで発見されたリチウム鉱石資源が1480万トンに達し、世界第3位のリチウム鉱資源国と見なされることを発表した。しかし、この発表についてはすぐに議論が起こり、多くの人々がこの数字の正確性に疑問を呈し、鉱石量が抽出可能なリチウム鉱石量と誤解された可能性があるのではないかと指摘した。

 

 これに対し、1月20日、首相官邸副報道官はこの情報に誤解があることを明らかにした。タイの第一産業・鉱業省はさらに、「Mineral Resource(鉱産資源)」と「Lithium Resource(リチウム資源)」の定義は異なるとし、タイの鉱産資源量を他国のリチウム金属資源量と比較することは、タイのリチウム鉱資源が世界で上位にランクされるという誤解を招くと説明した。

 

 タイで見つかったのは、ペグマタイト中に主に約0.45%のリチウムまたは酸化リチウムを含むリチウム雲母鉱石(レピドライト)だった。純度は高くないが、多くの既知のリチウム鉱床よりも豊富だと見なされ、鉱山技術の進歩に伴い、将来的にこれらの資源をより効率的に採掘できる可能性があるとのことだ。また、タイのリチウム資源は錫や他の希土類元素と密接に関連しており、タイはかつて錫鉱の主要な産出国であったことから、将来的には更に多くのリチウム鉱資源が発見される可能性が出てきた。

 

 タイの第一産業・鉱業省は、リチウム鉱物と希少鉱物の探査作業を進め、より正確なリチウム鉱資源情報を得ることを計画し、電気自動車産業の発展、特にリチウムイオン電池の生産を支援することを目指している。首相官邸副報道官は、先日の報道における比較は、タイが重要な原材料の供給源としての潜在力を示し、国際競争力を高め、将来的にタイが世界のリチウム資源大国になる可能性があることを示すことを目的とするものだと述べている。

 

 

  https://energy-biz.org/

(文・編集 松木 大燿)

 

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