固定価格買取制度(FIT)とは、エネルギーの買い取り価格を法律で定める方式の助成制度である。2023年12月6日現在、全国の事業計画認定を受けた20kW以上の案件の発電出力合計は60.0GW(事業計画認定量、2023年10月31日時点)となり、前月末時点から横ばいとなった。
各電力会社(一般送配電事業者)における太陽光発電の接続申込み状況について、2021年4月1日以降は、東京、中部、関西エリアを含む全エリアにおいて、無制限・無補償ルールが適用されている。太陽光発電の導入量が増加し、最小需要に対して、太陽光の導入量が上回っているエリアがある。太陽光発電と風力発電の導入量が軽負荷期の需要を上回るエリアが増えており、再エネ出力制御量も増加していることから、出力制御の低減に向けた対策が検討されている。
FIT制度での累積認定量と累積導入量が2023年6月末時点に、太陽光発電の累積認定量は73.9GW、このうち運転開始量は66.1GWであった。2023年3月末に約4GWが認定失効、4月以降の認定失効分も反映された。累積運転開始量が最も多いのは10~50kWで18.1GW、次いで2MW以上が16.1GWとなった
本レポートでは、2023年11月までの固定価格買取制度認定状況を詳しく取り上げ、全体の状況を把握することがでいる。レポートを通じて、最新の固定価格買取制度認定状況を把握し、十分な情報に基づいた意思決定を行う一助となれば幸いです。
目次
1.固定価格買取制度(FIT)認定状況の概況
1.1 事業計画認定状況
1.2 規模別の設備認定量
1.3規模別の運転開始した認定設備量
1.4 買取電⼒量及び買取⾦額
1.5.FITにおける再生可能エネルギー導量
1.6FITの変遷
1.7接続可能量、認定及び接続申込み状況の一覧
1.8電力会社別の分析



