27日夜に鹿児島県伊佐市のハヤシエネルギーシステムの太陽光発電施設倉庫で起きた火災は、発生から約20時間後の28日午後2時35分ごろ、鎮火しました。建物の倉庫1棟・130平方メートルが全焼し、消防組合の隊員4人が消火作業中に起きた爆発で負傷し、そのなかの1人が顔に中等症のやけどを負いました。
消防関係者は「この施設の内部に蓄電装置があった。リチウムイオン電池は、通電中は水分が加わると感電や爆発の恐れがあるうえ、蓄電施設の物は大型で、水をかけるなどの消火活動はできず、自然鎮火を待つしかなかった」と説明しました。
警察関係者によると、蓄電のためのリチウムイオン電池が発火した可能性が高いそうです。
このような太陽光発電所での火災が発生した背景には、急速な太陽光発電施設の増加と管理の難しさがあります。日本であれ、海外であれ、太陽光発電所が増える中で、安全対策や管理体制の見直しが求められる状況です。
リチウムイオン電池の火災の問題に加え、太陽光パネルが破損した場合は有害物質が流出する可能性があることも重視しなければなりません。
警察は29日以降、メガソーラー発電所の設置業者とともに現場を実況見分し、火が出た原因などを調べる方針です。
文・編集 佐々木



