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金曜日, 4月 17, 2026
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EU、エネルギーの脱ロシア化へ

  ロシアとウクライナの紛争の勃発以来、EU内ではロシアのエネルギー依存からの脱却を求める声が強まり、それとともに再生可能エネルギーへの投資拡大を求める声が多く聞かれるようになった。欧州委員会は5月に、2030年までに欧州をロシアの化石エネルギー依存から脱却することを目指した「リパワーEU」計画を発表する予定である。

 

  現在EUは、地中海沿岸の液化天然ガス(LNG)ターミナルからエジプトを経由してイスラエルからガスを再輸出するなど、EUのガス輸入の多様化を図ろうとしている。具体的な計画の実行は、イスラエルがEUにどれだけガスを供給できるかによるが、うまくいけば、EUはイスラエルと長期的な戦略関係を築き、液化天然ガス(LNG)から始め、次に再生可能エネルギー、特に水素エネルギーへと早期に移行できるかもしれない。

 

  EUは、ロシア・ウクライナ紛争の勃発後、1年以内にロシアからのガス輸入を3分の2に削減することを提案しており、2027年までにロシアからの輸入を完全に廃止することを計画している。ドイツのショルツ首相は近頃、ドイツは今年中にロシアからの石油輸入を停止することができるだろうと述べた。これは、ヨーロッパ最大の経済大国であるドイツが、ロシアエネルギーへの依存から速やかに脱却しようとしていることを表している。現在、ドイツの総輸入量に占めるロシアの石油の割合は、ロシア・ウクライナ紛争勃発前の35%から25%に、ガスの輸入量は55%から40%に、硬質炭の輸入比率は、紛争前の50%から25%に低下している。

 

  EUは8月からロシア産石炭の輸入禁止を含む、5度目の対ロシア制裁措置を承認した。しかし、石油・ガスに関しては、EUがまだロシアへの依存から完全に脱却できていないことは明らかである。4月6日のロイター通信によると、ミシェル欧州理事会議長は、ロシアに軍事行動を停止させるための圧力をかける方法として、ロシアからの石油や天然ガスの輸入禁止する措置を「いつかは取らなければならない」と述べたという。その「いつか」の時期については、EUはまだ結論を出していない。

 

(記者 山本 圭輔 編集 高橋 淳 校閲 石井 美香)

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